京都大学大学院工学研究科 分子工学専攻 触媒反応化学 寺村研究室

EN

menu

住友金属鉱山二酸化炭素有効利用産学共同講座

京都⼤学と住友⾦属鉱⼭株式会社は、2019 年より共同で実施してきた⼆酸化炭素還元光触媒の研究開発を加速させるため、2022年6⽉1⽇付で、京都⼤学桂キャンパス内に「住友⾦属鉱⼭⼆酸化炭素有効利⽤産学共同講座」を開設しました。続いて、同年7月1日より、京都⼤学⼤学院⼯学研究科分⼦⼯学専攻 応⽤反応化学講座 触媒反応化学分野(⽥中(庸)・寺村研究室)と住友⾦属鉱⼭による産学共同講座が本格的にスタートしました。

本講座で共同研究を行う二酸化炭素還元光触媒とは、人工光合成技術の一つであり、太陽光エネルギーを利用した光触媒反応により、CO2をプラスチックの原料となるCOなどの工業的に有用な化学物質へ変換する技術です。これはCO2の再資源化によって化石燃料からの脱却を図り、2050年カーボンニュートラル、脱炭素化社会の実現に大きく貢献する技術として期待されています。

【参画メンバー】
・森  建作 (住友金属鉱山株式会社)
・中山 徳行 (住友金属鉱山株式会社)
・西本 大夢 (住友金属鉱山株式会社)
・川田 稀士 (住友金属鉱山株式会社、京都大学)
・田中 庸裕 (京都大学 教授)
・寺村 謙太郎(京都大学 教授)
・井口 翔之 (京都大学 特定講師)
・平川 真弓 (京都大学 研究員)

 

2022/06/01 住友⾦属鉱⼭⼆酸化炭素有効利⽤産学共同講座 開設
2022/07/01 井口特定講師着任
2022/07/01 プレスリリース公開(住友金属鉱山京都大学
2022/07/08 キックオフミーティング開催
2022/11/30 2022年度第1回中間報告会実施
2023/03/03   2022年度年度末報告会実施